天井の照明をLED電球に変えようと思い立ったのが夏の節電対策をどうしたもんかということでした。
我が家の天井照明器具は38ワットと30ワットの合わせて68ワットです。
それをLED電球に変えると7.8ワットと実に8分の1以下に節約できます。
節電効果は非常に高めといえるのではないでしょうか。

さて、一般家庭の天井照明器具といえば蛍光灯、特に円形の蛍光灯(サークラインなどの環形蛍光管)が一般的ですが、 例に漏れず我が家の天井照明器具も円形の蛍光灯を使っています。
取り付け方法も一般的な引っ掛けシーリングやローゼットにワンタッチで取り付けてあるタイプです。

この引っ掛けシーリングやローゼットというのは電気工事なども不要で私のような素人でも簡単に照明器具の取り付けが可能です。共に互換性がありシーリング用もしくはローゼット用の照明器具が取付できますす。

しかし、LED電球をそのまま取り付けることは出来ません。
LED電球は電球とそのまま差し替えられるようにネジが切ってあり、回しながらねじ込むという取り付けしか出来ないからです。
そこでこの蛍光灯を取り外し、引っ掛けシーリングやローゼットからLED電球のネジ式ににかえるための照明用部品が必要になります。

もちろん天井照明器具をシーリング用のペンダントライトに交換し、電球をLED電球に変えるだけでもいいのですが、 天井があまり高くない我が家ではコードで吊り下げるペンダントライトでは、コードの長さがある分かなり照明の高さが下がってしまうのが気になります。
そこで直接変換できないものかと考え調べた結果、理想的な部品を発見しました。


それがこのオーム電機製の角型引掛ランプソケット(HS-L6HSRS-G)です。
角型引掛ランプソケット(HS-L6HSRS-G)04-7674
口金は一般電球のE-26ソケットで引っ掛けシーリングやローゼットにそのまま取り付けができます。
引っ掛けシーリング・ローゼット
リングを締めるときに電球のカバーを一緒にはさんで固定することもできます。
電球カバーを一緒に買うのもいいのですが自分でオリジナルのカバーを作って取り付けてもいいかもしれません。


あとはこの口金の部分にE-26タイプのLED電球を取り付ければいいのですが、いままでスイッチを天井蛍光照明器具についているヒモをひっぱるタイプを使用していたため、この組み合わせのみではLED電球を点けたり消したりができません。
もちろん壁にON/OFFが出来るスイッチがついていればこれだけでよかったのですが残念ながら壁スイッチもありません。

そこで今度は電球用のプルスイッチを探してみたのですがどれもコードが付いている物ばかりです。
そんな中、またもや理想的なスイッチを見つけました。
それがパナソニック製の引掛シーリング用プルスイッチ(増改アダプタ4型WG4484PK)です。
引掛シーリング用プルスイッチ(増改アダプタ4型WG4484PK)
天井の引っ掛けシーリングやローゼットにそのまま挿んで取り付けができます。

でも、さらにいいものがありましたので今回はそれを使用しました。
オーム電機製の赤外線シーリングリモコンOCR-04です。
赤外線シーリングリモコンOCR-04引っ掛けシーリング用 リモコンスイッチ 07-0154
ヒモを使わずリモコンで離れた所からON/OFFの遠隔操作が出来るので非常に便利です。

ただ、LED電球の説明書きに書いてあった『リモコンのついた電気器具や回路(適合表示器具を除く) には使用しないでください。』が気になります。
心配になりメーカーに問い合わせたところ大丈夫との返答が返ってきました。

さっそく取り付けてみるとバッチリです。
リモコンのボタンで点灯消灯が出来て便利な事この上ないです。
LED電球の明るさですが、今回は60W相当のLED電球を使用したので40形・32形の丸型蛍光灯から比べてしまうと正直暗く感じましたが、 リモコンの便利さや省エネ、コンパクト化などそれを上回る利点が多くとても満足しています。
さらに明るい80W相当100W相当120W相当150W相当というのもあるようなのでまた次回試してみたいと思います。